プラネックスコミュニケーションズ(プラネックス)は9月4日、米BitTorrentとライセンス契約を締結すると同時に、ファイル共有ソフト「BitTorrent」を搭載したルータ2機種の販売を開始したと発表した。
今回の製品は、プラネックスとBitTorrentのライセンス契約により実現した、BitTorrent搭載ネットワーク機器の第1弾となる。発売されたのは有線の「BRC-14VG-BT」および、無線の「BRC-W14VG-BT」の2機種。
どちらもルータに外付けHDDをUSBで接続し、ブラウザからルータのダウンロード設定を行うだけで、PCの電源がオフの状態でもファイルをダウンロードすることが可能となる。また、外出先からルータにアクセスして設定を行うこともできる。
本体には2基のUSB2.0端子が装備されており、ダウンロードしたファイルの保存だけでなくネットワークドライブとして利用が可能。さらに、VRRP機能による安定したネットワーク、各種サービスが利用できるIPv6ブリッジへの対応、高速VPN(IPsec/PPTP)機能、プリントサーバ機能といった特徴もある。なお、BRC-W14VG-BTの無線LANはIEEE802.11b/g準拠で、セキュリティはWEP(64、128、152ビット)に対応する。
価格についてはオープン価格で、オンラインショップ「Amazon.co.jp」内の「ブランドショップ」を通じた先行販売を開始している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」