Web 2.0の挑戦者:不動産業者選定のための口コミサイトHomeThinking

文:Emily Chang 翻訳校正:吉井美有2006年09月05日 08時00分

 HomeThinkingのCEOであるNiki Scevakがメールでのインタビューに応じてくれた(2006年2月9日)。

HomeThinkingはどのようなサービスを提供するWebアプリケーションですか。

 Homethinkingは、住宅所有者が住宅を売却する際に最も優れた不動産業者を選べるようにするものです。そのために不動産取引をモニタリングし、不動産業者がどの住宅をいくらで売り、売却までにどれだけの時間がかかっているかを調べています。また、過去に住宅を売却した顧客による業者の評価も用意しています。不動産業者についての「Epinions」のようなものだと考えて下さい。

このプロジェクトを始めたきっかけは何ですか。

Niki Scevak氏

 このプロジェクトの発想は意外なところから来ています。Michael Lewis氏の著書「Moneyball」が原点です。Moneyballは、野球チームのオークランドアスレチックスが統計データを利用し、過小評価されていた選手を見つけて登録選手名簿に加えていく過程を追ったものです。

 それと同じように、Homethinkingも住宅の所有者が自分の住宅を売ろうとする際に最も優れた不動産業者を選べるよう、不動産業者の過去の業績や、業者に対する顧客の評価に関するデータを大量に提供することを狙っています。

HomeThinkingの運用や拡張にどのくらいの時間を割いているのですか。本業はお持ちですか。

 フルタイムで働いています。

スタッフは何人くらいいるのですか。また、あなたの経歴をお聞かせください。

 スタッフは現在では6名になっています。経営はわたし(Niki Scevak)とCTOであるDavid Rosenbloomが行っています。

 われわれ2人の履歴については、われわれのサイトの経営者のページに掲載されています。

あなたの設計哲学は何ですか。

 単純さと、テキストやグラフィックをはじめとするあらゆるメディアを使いすぎないこと。必要以上の情報を提示しすぎないこと、大量の情報を単純な方法で、できるだけわかりやすく提示することです。

どのようなテクノロジを使用しているのですか。

 NutchやLuceneのようなオープンソースJavaプロジェクトの技術を多く利用しています。フレームワーク側はHibernateとSpringも利用しています。

ユーザーやコミュニティから最もリクエストの多い機能は何ですか。

 地図機能です。現在は売買情報と地図の連携はまだ不十分ですが、近々このサイトの地図機能をより充実させる予定です。

HomeThinkingのユーザーは一部の地域に集中していますか、それとも広く分散していますか。

 われわれは現在、カリフォルニア州内の不動産業者のデータと、アメリカ全土の人々からの評価情報を収集しています。ただ、現段階ではわれわれのユーザーはカリフォルニアに集中しています。 (編集部注:2006年9月現在、HomeThinkingのカバー範囲はアメリカ全土に拡大されている。)

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