Skype対応をうたうPC周辺機器がものすごい勢いで増加している。ただ、その多くが電話機に似た形のボディに、スピーカーとマイクを搭載したもので、パソコンに受話器をつなげばSkypeの会話ができますよ、という程度のものだ。
ところが、「TF-FS55M-S」は、ただのパソコンに接続可能なスピーカーとマイクではない。Skypeでの利用を想定してSkypeとの連携を高めている。Skypeのコンタクトリストや、発着履歴を子機の液晶ディスプレイで確認できるなど、一歩進めた連携だ。
その上、電話の機能としては、本物のコードレスフォンをベースとしているため、イヤホンマイクやPC向けに作られた受話器よりもしっかりしているし、何よりもベースの電話機がふつうの電話機として売られていて、電話としての実績があるのだから、通話の使い勝手という面でも問題はないと言えるだろう。
また、モジュラージャックを備え、電話回線用のコードレスフォンとして使うことも可能な点もうれしい。切り替えも面倒なものではなく、1台の電話機でSkypeとふつうの通話をこなせる点も評価すべきだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス