Webサイトを構築するとき,トップ・ページを起点として,ピラミッド状の情報構成を考えることが多い。しかしアクセス・ログを解析してみるとわかるように,最近はトップ・ページから入ってくるビジターは全体の三分の一以下に過ぎないというサイトも多い。ピラミッドをひっくり返して,「あり地獄」型のサイト設計をしたい。サイトの構造は,その目的に合わせて考え直すことが必要だ
(チーフ・コンサルタント 古賀雅隆) 記事全文
わざわざ訪ねて来てくださった大事なお客様を,玄関先でサッサと追い返す。リアルのビジネスの現場では,こんなことをする企業はまず無いだろう。ところが不思議なことに舞台がWebサイトになると,お客様を玄関先で追い返してしまっても,担当者はそれをあまり問題だとは感じないようだ。玄関先で迷っているお客様がいても,社員は知らんぷり。企業のWeb上では,そんな恐ろしいことが毎日のように起こっている。この恐ろしい事態を解決するのが「LPO(Landing Page Optimization)」だ。
(シニア・コンサルタント 中田吉彦) 記事全文
中国が「世界の工場」と言われて久しい。その影響で日本の空洞化はさらに進んだが,日本以上に影響を受けているのが台湾だ。パソコンでは生産の95%以上が中国へ移ってしまい,台湾には開発とわずかに生産が残っているだけだ。台湾のエレクトロニクス産業がこれほど中国へ引越ししてしまうと,世界のエレクトロニクスに占める台湾のポジションを中国がそのまま飲み込むかと思われた。しかし実際は,中国を利用して大きくなったのは台湾の方だった。
(日経マーケット・アクセス 菊池 珠夫) 記事全文
前回紹介した「テレビの前で検索とメールが使える」ということは,どういうことなのだろうか。生活者は情報を受け取るだけでなく,発信者にもなれるということである。実は,この事実が「メディアとしてのインターネットを語る上で大変大きな意味をもってくる」とWeb企画室長(現,Web作成部長)の石井龍夫氏は強調した。
Webマーケティングではマス・マーケティングと違い,買ってもらったところからビジネスを再び始めるという考え方が大事になる。ひと言で言うと顧客第一主義だ。その考え方に基づいてWebサイトを作り,そこでクライアントに何をしてもらうか,何をするように仕向けるか。これがWebマーケティングの成否を左右する。自社製品やサービスの紹介に力点を置くのではなく,Webを活用する上では顧客主義が第一である。
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