デジタルスケープなど、クレイプと提携--コミュニケーションサービス「Rinca.cc」を支援

ニューズフロント2006年07月28日 18時15分

 デジタルスケープは7月28日、子会社であるインターアクティブデザイン(IADI)とともに、クレイプのコミュニケーションサービス「Rinca.cc」に関する業務提携を結んだと発表した。これにより、デジタルスケープとIADIは、Rinca.ccの企画および開発業務を支援する。

 Rinca.ccは、ウェブブラウザの画面上に仮想的なデスクトップを設け、電子的な付せん紙スティッキーやミニアプリケーションであるウィジェットを貼り付けることで、情報の管理、共有、発信に利用できるサービス。Ajax技術をベースとしており、クレイプが開発した。現在、アルファ試験を実施している。

 Rinca.ccのスティッキーは、ユーザー自身がToDo管理などに使えるほか、友人に送ったり公開したりすることで、グループ内や不特定多数との情報共有が可能となる。ウィジェットの機能としては、ニュース、天気予報、スケジューラ、ミニゲームなどを随時提供していく。

 デジタルスケープとIADIは、Rinca.ccのベータサービスに向け、企画およびウィジェットなどの開発を支援する。また、企業内利用を目的としたRinca.ccのオフィス版の開発にも取り組む。2006年内に会員数10万人の獲得を目指す。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]