日本テレコムと第一興商、エンターテインメントコンテンツ配信端末で新会社を設立

 日本テレコム(倉重英樹社長)と第一興商(米田龍佳社長)は、情報端末を活用した合弁事業を行うにあたり、合弁契約の締結と、これにともなう共同出資会社「JDクリエイト」の設立について合意した。8月に設立する予定で、出資比率は、日本テレコムが51%、第一興商が49%。

 日本テレコムは、これまでオーダー機能をもったブロードバンド情報端末を活用して、エンターテインメントコンテンツの配信や広告配信を行う「サプリバ(サプリメントバラエティ)」事業を展開してきた。飲食業界に実績をもつ。

 第一興商は、業務用カラオケ市場でシェア50%を超える会社で、通信カラオケ「DAM」は20万端末を超える業務用ネットワークを構築している。さらにブロードバンド情報端末「DAMステーション」でエンターテインメントコンテンツサービスを提供してきた。

 新会社では、両社のもつハード、ソフトを相互活用して事業展開を行うとともに、今後各業務用マーケットやそのビジネスモデルに合わせた新端末や新サービスの企画・開発・販売を行っていく。

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