家電製品のデジタルインターフェイス規格として、標準搭載化が進むHDMIに新規格が発表された。
今回発表された最新バージョン「HDMI 1.3」は、帯域幅を従来の2倍以上に拡張したことが大きな特長だ。これにより、1440pまでの高解像度再生を実現している。また、動画応答にも優れ、画面のリフレッシュ速度を高速化することで、動きの速い映像でもより滑らかな動画表示が行えるため、ゲームソフト再生などにも最適だ。
さらに色深度は数百万色から数十億色にまで向上させ、滑らかかつ高コントラスト比を実現している。
今回発表された新規格は、今年11月に発売予定のソニー・コンピュータエンタテインメントの次世代ゲーム機「PLAYSTATION 3」をはじめ、薄型テレビやデジタルレコーダーなどに広く採用されていく予定だ。
今後はハイビジョンビデオカメラやデジタルカメラなど、ポータブル機器での使用も考慮し、従来のコネクタに加え、半分程度の大きさとなるミニコネクタもラインナップされる。
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