セプテーニは7月10日、同社子会社のセプテーニ・コマース・アンド・テクノロジー(SCT)が、不正クリック対策機能を強化したクリック課金型アフィリエイト広告サービス「X-CLICK」を同日より販売開始すると発表した。不正クリックで手数料を稼ごうとするユーザーを報酬対象から排除し、広告効果に対する懸念を解消するという。
X-CLICKは、不正クリックの分析/防止エンジン「Xrandエンジン」を採用する。広告をクリックしたユーザーのIPを記録し、設定した期間内にIPの重複を確認すると、報酬対象から排除する。重複IPの排除期間をランダムに自動設定し、不正クリックを行うユーザーが課金のタイミングを予測できないようにするという。
SCTでは従来から、アフィリエイト広告サービスの成果件数を記録するため、クッキーやIPを取得するシステムを運用している。今回は、広告主のあいだで不正クリックを行うユーザーの存在が問題視されている状況を受け、それらのノウハウをもとに新エンジンを開発したという。
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