5月の世界半導体売上高が、前年比約10%増と大幅に増加していたがことが最新の調査結果で明らかになった。また同調査結果によると、電子機器の売り上げも急増しているという。
米半導体工業会(Semiconductor Industry Association:SIA)は米国時間7月3日、2006年5月の世界半導体売上高は、前年の181億ドルから増加し、197億ドルだったと発表した。また、前月比でも0.7%増加した。
特にDRAMチップの売り上げが前年比13.7%増と高い伸びを示した。SIAはこの要因について、パソコンの売り上げが好調だったためと説明している。しかし、PC用マイクロプロセッサの売り上げは2%減少した。コンピュータメーカーが在庫ストックを減らしているのが原因だ。
しかし、デジタルカメラや音楽プレーヤーの売り上げが好調なおかげで、NOR型フラッシュメモリの売り上げも増加傾向にあることから、SIAは半導体市場の先行きは明るいと見ている。
SIAのプレジデントを務めるGeorge Scalise氏は、「向こう数カ月間の世界半導体売上高は、2005年のペースを9〜10%上回ると見ている。エンドマーケットの需要や在庫水準、設備稼働率から見て、半導体業界はおおむね好調といえる」と語った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ
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