携帯電話向け検索ポータルサイト「F★ROUTE(エフルート)」を運営するビットレイティングスは6月16日、F★ROUTEを中心とした提携パートナーサイト広告サービス「エフルートシェアネットワークス(FSN)」の提供を開始した。
FSNは、F★ROUTEだけではなく、提携パートナーサイトにおいても広告を表示するネットワーク型広告サービス。広告掲載時にカテゴリー別表示の手法をとるなど、より効果的に訴求するネット広告方法を提供するものだとして、現在特許出願中だという。
F★ROUTEではこれまでも、検索機能を提供すると同時に、検索と連動したコンテンツ広告を表示してきたが、今回の新サービス開始により、広告主はF★ROUTEに申し込みをするだけで、F★ROUTEだけでなく、他のサイトにおいても広告表示が可能になった。
また、広告掲載が行われる個々のサイトオーナーは、各広告ページならびに検索結果ページに掲載された検索連動広告のクリック数に応じて、公平に広告収益が還元されるため、広告収入の増加が期待できるという。広告内容は、F★ROUTEの広告掲載基準をクリアしており、サイトオーナーは特別な選定をすることなく広告を掲載することができるとしている。
FSNに参加する提携モバイルサイトの総ページビュー規模は、サービスオープン時点で月間30億アドインプレッション(広告掲載ページ露出数)規模を確保しており、今後は提携サイトオーナー数を増加させ、より利便性の高いサービス拡充を進めていくとしている。今後半年間で総アドインプレッション数月間60億を確保し、1年で売上高5億円増を目指す。
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