ドイツのニーダーザクセン州の税務当局が、1万2000台のデスクトップPCにSUSE LINUXとKDEオープンソースデスクトップ環境を導入する。同州の州都ハノーバーの税務署によると、そのプロジェクトは「(同署内の)ITの歴史の中でも最も重要なプロジェクトの1つ」だという。同税務署は2002年から現在までSun MicrosystemsのSolaris x86 Ver.2を使用してきた。
ドイツのKDEコミュニティの会長で、コンサルタント会社BasysKomのマネージングディレクターも務めるEva Brucherseifer氏によると、システムの移行プロセスはピークを迎えており、毎日300台ずつシステムの入れ替えが行われているという。同プロジェクトは2004年から計画されていたが、実際に移植が開始されたのは2006年4月からで、同年9月に完了予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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