NECソフトは6月5日、Ajaxベースの最新版ウェブメールソフト「WitchyMail V2.0」の販売を7月1日に開始すると発表した。税別価格は、96万円(250ユーザー)からとする。8月下旬に出荷を始める。
WitchyMailは、NECのインターネットサービス「BIGLOBE」で提供されているメールサービス「ウェブリメール」を、企業利用向けに機能強化した製品。旧版がMacromedia Flashを採用していたのに対し、最新版はAjaxで構築することで「軽快な動作を実現した」(NECソフト)。最新版には、携帯電話のブラウザからメール閲覧を可能とするオプション機能を用意する。対応するシステムは、iモード、EZweb、Vodafone live!。
サーバの対応OSはRed Hat Enterprise Linux ES 2.1/AS 2.1/ES 3.0/AS 3.0、対応ウェブサーバはApache1.3.26以上となる。
NECソフトでは、今後3年間に約200セットの販売と、システムインテグレーションおよび保守サービスにより、約10億円の売り上げを見込む。また、6月7日から9日に幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2006に、WitchyMail V2.0を出展する。
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