米国時間6月1日の朝、AOLのメールサービスで、メールの送受信ができない状態が少なくとも3時間続いたことが、同社の発表で明らかになった。
AOLの広報担当Nicholas Graham氏は、「メールソフトの問題が原因で、AOL加入者やAOL.comのユーザーによるメールの送受信に遅延が生じ始めた」と述べた上で、「現在、不具合を修正するとともに、原因を調査している最中だ」と付け加えた。
Graham氏によると、不具合が修正されれば、送信された全てのメールは、最終的には送信先に届くという。その一方で、メールが断続的に届く場合もある。しかし、Graham氏は、ソフトウェアの不具合が完全に解消される時期については言及を避けた。
AOLはここ2〜3カ月間に、顧客やユーザーとの間で、メールを原因とするトラブルを何度か起こしている。4月には、同社の認証済み電子メールプログラムに反対する嘆願書が出回るのを阻止する目的でメールを遮断したとして非難された。この問題について、同社はメールの遮断は不具合が原因と弁明した。
AOLが推進する認証済み電子メールプログラムは、マーケッターから料金を徴収する代わりにメールが確実に配信されたことを保証するものだ。同プログラム反対派は、同プログラムを通じて徴収される料金はいわば「メール税」だと主張している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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