ニコンの子会社であるニコンカメラ販売は6月1日、プロフェッショナル向けのデジタル一眼レフカメラ「ニコンD2Xs」を、6月29日より発売すると発表した。
「D2Xs」は、前モデルである「D2X」の性能をさらに新化させた、12.4メガピクセルのハイエンドデジタル一眼レフカメラだ。2500mAhの大容量リチウムイオンバッテリーを新採用することにより、1回の充電で約3800コマもの撮影が可能になった。
ディスプレイには視野角170度の2.5型液晶を搭載し、斜め方向からでも見やすく改良されている。また、オートフォーカスでの被写体捕捉率および追尾能力も向上している。
そのほか、撮像素子の中央部6.8メガピクセルを切り取って撮影する「クロップ高速時」においてファインダー表示の改良や8コマ/秒の連続撮影コマ数の増加、記録画像のカラーモードに「白黒モード」を追加、カメラ内におけるトリミング機能の追加、撮影中のケーブル抜けを防ぐ「USBケーブルクリップ」の付属、別売の「画像真正性検証ソフトウェア」に対応、といった特徴を備えている。
価格はオープン価格で、当初の月産台数は4000台予定しているという。
さらにニコンでは、ニコンデジタル一眼レフカメラをパソコンからリモートコントロールできるソフトウェア「Camera Control Pro」および、「D2Xs」で撮影した写真が撮影後に加工され ていないかどうか確認できる「画像真正性検証ソフトウェア」を発売するという。発売予定日は6月29日で、どちらもオープン価格となっている。
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