アクセリアは、携帯電話とパソコン向けのインターネット広告配信の新サービス「DuraSite-AD」を5月1日より開始すると発表した。このサービスは、ネットワークサービスに広告配信のASPを組み合わせて提供するというもの。テキスト広告から大容量のFlash広告まで、最適なコンテンツを高速、安定して配信できることが特徴となっている。価格は初期費用が60万円からで、月額60万円からの定額サービスとなる。
DuraSite-ADは、通常のインターネット広告配信サービスとしてのアプリケーションと、アクセリアが提供する負荷分散配信サービス「DuraSite-CDS」を融合し、CDNプラットフォームを利用した冗長ネットワーク上でコンテンツを配信する仕組み。このため、1つの拠点に障害が発生しても、他の拠点から安定して広告を配信できる。また、ASP型のため、自社でシステムを保有するコストが不要となり、シンプルな管理構造を可能にする。
DuraSite-ADはパソコンと携帯電話の双方に対応しており、機種情報を判別して機種に最適なコンテンツを自動的に配信する。広告枠の解析機能も標準で装備しており、時間毎のインプレッション数、クリック数、クリック率などから効果測定が行える。レポートとしてデータのアウトプットも可能だ。アクセリアでは、管理構造がシンプルなため広告代理店ばかりでなく、広告ビジネスを展開する媒体サイトや、広告主、ウェブサイト運営企業など幅広く対応できるとしており、2年間で100件程度の販売数を見込んでいる。
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