ECナビは4月26日、ネットリサーチ事業を運営するクロス・マーケティングと、ECナビ子会社のリサーチパネルとの間で資本提携すると発表した。ECナビがクロス・マーケティングへ出資し、クロス・マーケティングがリサーチパネルに出資する。クロス・マーケティングおよびリサーチパネルが、各出資会社に対して第三者割当増資を行う。
リサーチパネルは、ECナビの抱える会員をベースとしたリサーチ会員の管理事業を行う企業として、2005年10月31日にECナビの100%子会社として設立された。今回の第三者割当増資により、リサーチパネルの株主構成は、ECナビが60%、クロス・マーケティングが40%となる。
一方のクロス・マーケティングは、リサーチのアウトソーシングを中心とした事業を展開している。自らリサーチ会員は持たないが、クロス・マーケティングの会員を基盤として営業活動を行っていた。今回ECナビは、クロス・マーケティングの全株式のうち16.6%を保有する。
今回の資本提携について3社は、「これまでの関係をより強化するため」としている。3社はより強固な提携関係を結ぶことで、リサーチのクオリティとスピード、コストにおいて最良のサービスを提供するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス