HDD-DVDレコーダーは、内閣府の調査で世帯普及率がすでに4割を記録。普及 期から買い替え期へとシフトしつつあるようだ。その一方で、「BCNランキン グ」3月のデータでは、地上デジタル放送(地デジ)チューナー搭載モデルが 販売台数の約半数を占め、地デジ化が急速に進んでいる。そこで、特需も期待 できるサッカーワールドカップを6月に控えた現在の、HDD-DVDレコーダーの売 れ筋と新しい流れをまとめてみた。
●もう主流? 地デジモデル
「録って観て消すためにHDDを使い、そのなかで一部残しておきたいものだ けをDVDに保存する」という利用スタイルは、DVDレコーダーの利用法としてほ ぼ定着してきたようだ。そのため、現在の主流はHDDを搭載したタイプ。販売 台数シェアでも8割を超えている。
そして、このところもう1つの流れが見え始めた。地デジチューナー搭載モ デルだ。HDD-DVDレコーダーの販売台数ランキング上位20位中、すでに12機種 が地デジ対応。販売台数シェアでもHDD-DVDレコーダー全体の47.9%と、ほぼ 半数は地デジモデルになっている。
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