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進化を続けるランニングシューズ--チップ内蔵のハイテクモデルも

文:Jim Kerstetter(CNET News.com) 翻訳校正:高森郁哉、福岡洋一2006年04月17日 21時37分
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 米国時間4月17日午前、マサチューセッツ州ホプキントンからボストンを目指して、2万人のマラソン選手がスタートする。今年の選手たちがはくランニングシューズは、マラソン競技が始まった110年前の選手たちが使った皮製の靴からかけ離れたものになっているだろう。

 これらのシューズは、より軽く、より丈夫になっている。また、後ろの方をついていく扁平足のランナーから、約140gのレース用軽量シューズを着用するケニヤ出身のエリート選手まで、それぞれの走者の足に合ったものになっている。

 だが数年後には、今年のボストンマラソンで使用されたシューズが、昔の革の靴と同じくらい古臭く感じられるようになるかもしれない。というのも、コンピュータチップや最先端の素材を使い、足の衝撃をさらに効果的に吸収するよう設計された新型シューズが登場するからだ。一部はすでに販売されており、ほかの製品も近いうちに発売される。

フォトレポート:「賢い」ランニングシューズ、コンピュータチップ搭載「adidas_1」

 これらのシューズの中には、かなり高価なものもある。adidas-Salomonの8人の設計チームは、ほぼ3年を費やし、「adidas_1」という250ドルのシューズを開発した。

 adidas_1のソールに埋め込まれたチップは、どのように足が地面を蹴っているかをセンサーで感知し、この情報をモーターに伝える。モーターから伸びたワイヤーは、かかと部分のプレートにつながっている。モーターが針金の張力を高めると、かかと部分は固くなる。逆に、張力を下げると、かかと部分は柔らかくなる。

 開発意図は、ランナーの走りに合わせて自らの固さを調節する「賢い」シューズを作ることだった。設計者たちは秘密裏に開発に取り組み、回路基板をオーブントースターで自作したほどだという。そうすれば、部外者に何を開発しているか説明せずにすむからだ。また、開発当初の実験に使われたモーターは、子供向けの人形「Furby」から取り出したものだったと、adidas-Salomonの米国ランニング事業部門マネージャー、Michael Browne氏は説明した。adidas-Salomonは2004年にadidas_1の第1弾を発売し、2005年秋にはより高速のマイクロプロセッサを内蔵する製品を出荷開始した。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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