認知率の向上が大きな課題--フィルタリングソフト利用に関する調査結果

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 フィルタリングソフトメーカーのデジタルアーツは4月12日、「i-フィルター」のユーザーを対象に「ウェブフィルタリングソフトの利用状況」について実施したアンケート調査の結果を発表した。

 調査によると、有効回答者数1279名のうち94.1%が家庭でi-フィルターを利用しているという。また、回答者の86.7%が男性であり、64.2%が40歳代で、フィルタリングソフトの導入を牽引しているのは「男性」で「父親」であるがことが明らかになった。

 また、インターネット利用経験が5年以上という回答は67.9%だった。同社は、購入のきっかけに関する質問で第1位だったのが「子供に悪質サイトを見せたくない」という結果だったことと併せて、インターネット経験が長い人が子供のためにフィルタリングソフトを導入していると分析する。さらに、インターネット上の危険を認識しながらも、60.4%が「フィルタリングソフトを導入しているので子供のインターネット閲覧を子供に任せられる」と回答した。

 今回の調査では、回答したユーザーの69.7%が「ウェブフィルタリングソフトの導入期間1年未満」だった。インターネット上の情報をもとにした犯罪や事件が急増していることから、子供の有害サイトの閲覧防止対策に大きな関心が寄せられており、この1年で普及が急速に進んだことがうかがえる。しかし、総務省の調べによると、家庭におけるフィルタリングソフトの利用は10%未満で、認知率は40%程度という低い水準であり、利用率と認知率の向上が大きな課題だとしている。

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