アップデートテクノロジー(板東直樹代表取締役)は、ファイル交換ソフト「Winny」の起動を阻止するツール「ウィニーストッパー Ver.1」を発売した。職場や自宅など複数のPCで利用できるユーザーライセンス制を採用、価格は、1年間の1ユーザーライセンスで980円。
Winnyの起動処理を監視し、起動を検知すると自動的に阻止することで、Winnyによる情報漏えいを防止するツール。システムインテグレータを通じて販売するほか、個人・SOHO向けのダウンロード販売も4月中旬をめどに開始する予定。また、同社サイトでは、30日間使用できる試用版も公開している。
このほか、同社のシステム管理者向けパッチマネジメントソフト「アップデートエキスパート Ver.6.1」の登録ユーザーに対しては、無償でユーザーライセンスを提供する。システム管理者が「アップデートエキスパート Ver.6.1」を利用して、企業内の複数のコンピュータに「ウィニーストッパー」を展開するための機能も提供する予定。さらに将来的には、「アップデートエキスパート」の機能を拡充し、企業内コンピュータへの「ウィニーストッパー」のインストール状況を監視することで、Winnyを起動可能なパソコンの検出などを管理者が一括コントロールできるようにする。
動作環境は、Windows 2000/XP、Windows Server 2003が動作するコンピュータ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス