NECは3月24日、同社のインターネット接続事業「BIGLOBE」を7月にも分社化するという一部報道について、「現在その方向で検討中だ」とコメントした。
日本経済新聞の報道では、NECは78%の出資比率を維持し、第三者割当増資によって住友商事が7%、三井住友フィナンシャルグループと大和証券グループが各5%、電通と博報堂DYホールディングスが各2.5%出資するとしているが、NECでは「各パートナーと話し合いはしているが、出資比率や出資額については決定したものではない」としている。
新会社には、現在BIGLOBEの事業に関わる社員が移る方針だ。ただし、同事業グループの現在の人数は公表されておらず、また「全員が移るかどうかもわからないため、新会社の規模についても現段階では未定」としている。
新会社は、現行のISP事業を含め、パートナー各社の強みを生かしたさまざまな軸で事業を強化する。
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