オプト、架電状況から広告の効果測定を実施する「アドプラン・コール」

 オプトは3月23日、広告ごとに自由に電話番号を発番し、その架電状況から広告の効果測定を実施するマーケティングシステム「アドプラン・コール」を開発、4月1日から販売を開始すると発表した。

 アドプラン・コールは、媒体や広告の種類ごとにオリジナルの電話番号を発番し、消費者が掛けてきた電話番号から媒体や広告の種類を特定して、効果測定を実施するシステムだ。発番されたオリジナルの電話番号は、消費者が架電すると、専用サーバに着信した後、広告主企業の窓口に転送される。集計の結果は専用サイトから閲覧でき、そこから得たデータをもとに、より効果の高い広告媒体に注力することで、効率的なマーケティング活動の展開が可能になるとしている。

 具体的な活用イメージとしては、広告主企業が、インターネット、モバイル、新聞、雑誌、TV、看板など、広告媒体ごとにオリジナルの電話番号を発番して広告を展開するのに利用できるほか、情報サイト運営企業が、サイトに情報を掲載している企業ごとにオリジナル電話番号を発番し、各企業の情報欄の問合せ番号として掲示するといった使い方もできる。

 初期導入コストは20万円、月額使用料は5万円からの定額制となっている。消費者の掛けてきた電話の通話料は、システムを導入した企業側の負担となる。オプトでは、同システムについて、初年度の販売目標100件を目指すとしている。

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