インテル、Itaniumアーキテクチャの変更を予定--「Tukwila」以降段階的に - (page 2)

文:Stephen Shankland(CNET News.com)
翻訳校正:河部恭紀(編集部)
2006年03月09日 11時38分
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 Itaniumプロジェクトを立ち上げた企業であり、その最大の支援企業でもあるIntelとHewlett-Packard(HP)は、Itaniumチップファミリで攻勢をかけようとしている。両社を含むItanium連合は、顧客からの弱い支持やマーケティング上の課題という数年来の問題を解消するため、Itaniumテクノロジと市場への普及に対して2010年までに100億ドルを投資することなどを実施する。

 Itaniumは最近、次世代モデルである「Montecito」の登場が2005年後半から2006年第2四半期に延期されるという問題を起こしている。HPによれば、同チップを搭載したHPシステムの登場は、2006年夏に予定されているという。

 また、Intelは同時に、Montecitoの後継である「Montvale」を2006年から2007年に、Tukwilaを2007年から2008年に延期した。Skaugen氏は7日、Poulsonは「2010年あたり」に登場することになるだろうと述べた。

 Gelsinger氏によれば、スケジュールの遅れは、チップ内部の同期回路に存在する問題が原因となっているという。同氏は、「われわれが用いている設計技法は大変洗練されているものの、クロック技術が期待していたほど堅牢でなかった。この部分の堅牢性を十分高くするため、回路に電気的な余裕を確保することに時間がかかった」と述べている。

 この問題に対処するために、Intelはクロックの最高周波数を200MHz下げ、Montecitoの「Foxton」と呼ばれる機能の搭載をあきらめた。同機能は、熱問題が発生しない場合にはクロックスピードを200MHz分増加させるというものだった。Gelsinger氏によれば、Foxtonは死んだわけではないという。

 Gelsinger氏は、「そのコンセプトはパワフルであり」、XeonおよびItaniumの両モデルを含む「製品ファミリで採用されることになるだろう」と述べている。

 HPは2006年3月後半に、「Arches」という開発コード名で呼ばれているチップセットを搭載した、第3世代のハイエンドなItaniumサーバを発売する予定だ。同サーバは当初、現行のItaniumモデル「Madison」を搭載するが、HPは顧客に対して、「Integrity Superdome」サーバのプロセッサをMontecitoへとアップグレードするキャンペーンを2006年後半に行う予定だ。

 HPが予定しているのはこのキャンペーンだけではない。同社は2006年4月末まで、Itaniumを搭載したIntegrityサーバファミリのプロセッサ価格を半額にするキャンペーンを行っている。同社のウェブサイトには、「HPは、プロセッサパートナーであるIntelの協力を得て、HPのIntegrityサーバを購入する顧客に対して、そのサーバに搭載されているプロセッサの半数を無償にするキャンペーンを実施する」と記されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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