東芝松下ディスプレイとインテル、最大32%省エネのモバイルPC用液晶

 東芝松下ディスプレイテクノロジー(藤田勝治社長)は3月8日、少ない消費 電力で駆動するモバイルPC用TFT液晶ディスプレイの液晶駆動技術をインテル と共同で開発したと発表した。

 開発したのは「D2PO(DYNAMIC DISPLAY POWER OPTIMIZATION」と呼ばれる 技術。東芝松下ディスプレイが開発した液晶技術「マルチフィールド駆動法」 とインテルの次世代ノートPC用の「インテル・セントリーノ・デュオ・モバイ ル・テクノロジ」と組み合わせて使うことで、従来よりも最大32%の消費電力 を削減した。

 「マルチフィールド駆動法」はブラウン管で利用されている1本おきに半分 を最初に描写し、続いて残りの半分を描写するインターレス(飛び越し走査) と同様の方式で液晶画面を表示する技術。

 東芝松下ディスプレイとインテルでは今後、さらに開発を進め、2007年には 製品化する計画。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]