MasterCard Internationalとジェーシービーは3月7日、非接触IC決済における共通の通信プロトコルを採用することで合意したと発表した。
この通信プロトコルは、MasterCardが策定したMasterCardPayPass ISO/IEC 14443の仕様規格に基づき、無線ICタグ(RFID=Radio Frequency Identification)をベースとした非接触IC決済プロダクトの基本となる通信技術について標準化を図ったものだ。
この共通のシステムは、国際基準に準拠したもので、既にMasterCardが試験的に導入しており、市場で実証されている。MasterCardは、2005年3月にビザ・インターナショナルにこの通信プロトコルを提供しており、今回、JCBが本仕様を採用することで、今後は同じ通信仕様で各国際ブランドの非接触IC決済プロダクトの導入が可能になる。
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