英語版「Wikipedia」の項目数が100万件に達した。
読者が作るオンライン百科事典Wikipediaで項目の登録件数が100万件に達したと、同サイトを運営する非営利団体Wikimedia Foundationが米国時間1日夜に発表した。
Wikipediaは2001年1月に誕生し、現在では項目数が毎日約1700件ずつ増えている。
同サイトは昨年、不正確な内容の取り扱いについて不備があったとして非難を浴びていた。Wikipediaは1日、2005年に批判を浴びたことを認める一方で、同サイトにある項目の情報にはEncyclopedia Britannicaと同等の信頼性があるとする、雑誌Natureに掲載された調査結果に言及した。
100万件めの項目となったのはスコットランドにあるジョーダンヒル駅に関するもので、Wikipediaユーザーは100万件めの項目が公開される時期について賭けをしていたが、Meszaros Andrasという人物がこの賭けに勝った。なお、ジョーダンヒル線に関する項目とほぼ同時期に、テネシー州金融委員会、野球選手Aaron Ledesmaの略歴、そして携帯電話アーキテクチャの調査という3つの項目が公開された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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