KDDI、アドレス帳データをサーバに保存できる「EZメモリーポケット」を無料化

 KDDIと沖縄セルラーは3月2日、アドレス帳データをサーバ上に保存できるサービス「EZメモリーポケット」に、4月1日より月額情報料を無料とする無料コースを新設すると発表した。無料コースでは、既存の基本コースと同等のサービスが利用できる。

 EZメモリポケットは、アドレス帳データをEZweb上の専用サーバに保存できるサービスで、2003年7月に提供が開始された。携帯電話の紛失や故障、機種変更時のアドレス帳データ消失に備えてデータのバックアップができるほか、データフォルダ内の画像や動画といったデータの保存にも対応している。従来は、基本コース(2Mバイト)で月額105円の情報料、オプション追加時(20Mバイト)には月額315円の情報料がかかる有料サービスだったが、今回の無料サービスが新設されるにともない、3月31日に基本コースとオプション追加の新規契約受付を停止し、8月末を目途に各有料サービスを終了するとしている。

 現在、各有料サービスに契約しているユーザーは、4月1日以降、無料コースへの変更申込をすることにより、有料サービスの終了以降も継続してEZメモリーポケットを利用できる。無料コースへ変更した場合、保存されているデータはそのまま引き継がれ、既存の提供コースと同等のサービスが利用できる。変更申込翌月より月額情報料が無料となる。なお、無料コースは、EZweb@mailコースのユーザーは非対応。また、EZアプリのメモリーファクトリーは利用できない。

 なお、EZメモリーポケットの利用には、別途パケット通信料がかかる。また、登録にはプレミアムEZパスワードの登録が必要。

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