Apple Computerは米国時間2月28日、カリフォルニア州クパチーノにある本社で新製品を発表した。この発表会に登場した同社最高経営責任者(CEO)のSteve Jobsは、Intelプロセッサを搭載する新しいMac miniを披露した。CNET News.comの編集者Ina Friedがブログで伝えた。
新型Mac miniには「Intel Core Solo」チップが搭載され、Power Mac G4プロセッサを採用していた前モデルに比べて、2.5〜3倍高速になっているという。また同社はデュアルコアバージョンも用意するが、こちらはG4モデルに比べて5倍程度の高速化が実現されている。さらに、LAN接続がギガビットイーサネットに変更されたほか、USB端子の数も2倍の4つになっている。そして、すでに新iMacとMacBook Proにバンドルされている「Front Row」および「Apple Remote」も追加されている。
|
このFront Rowには新機能が追加されており、「Bonjour」(以前「Rendezvous」と呼ばれていた接続技術)を使って近くにあるマシンに保存された楽曲をストリーミング再生することが可能だという。
新しいMac miniには2つのモデルが用意される。599ドルのモデルは、 Intel Core Soloプロセッサ(1.5 GHz)と60Gバイトのハードディスク、コンボドライブ、512Mバイトのメモリを搭載。一方、799ドルのモデルのほうは、1.67 GHzのIntel Core Duoプロセッサ、80Gバイトのハードディスク、SuperDrive、512Mバイトのメモリを搭載する。どちらのモデルも即日発売になっている。
さらに、Appleは独自の革製iPodケース(99ドル)とハイエンドのスピーカーシステム「iPod Hi-Fi」(349ドル)も発表した。ケースは3月中旬から、またiPod Hi-Fiは即日発売となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果