ぴあ、放送と通信の融合を視野にナノ・メディアと提携、共同出資会社設立へ

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 ぴあ(矢内廣会長兼社長)とナノ・メディア(藤野千明社長)は2月24日、携帯電話・雑誌などを連携したクロスメディア事業について業務提携することに合意したと発表した。

 地上デジタル放送「ワンセグ」に代表される放送と通信が融合したサービスの拡大を視野に入れ、ぴあが持つ情報コンテンツとナノ・メディアが強みとする携帯電話向けサービスを組み合わせ、放送、携帯電話、雑誌を連携したクロスメディア事業を本格的に展開するのが狙い。

 今回の提携で、ぴあはナノ・メディアの子会社イープレスの第三者割当増資に応じ、両社の共同出資会社に変更する。増資額は3億5000万円、ぴあは9120万円出資する。残りはナノ・メディアが引き受ける。増資後の資本金は4億5300万円で、出資比率はナノ・メディアが80%、ぴあが20%。あわせて、イープレスの商号を「NANOぴあ(仮称)」に変更し、ぴあのテレビ番組情報誌事業を移管する。

 共同出資会社は、ぴあと同子会社のぴあデジタルコミュニケーションズ、ナノ・メディアの4社の協力体制により、地域型クロスメディア事業や地域放送局へのソリューションサービスの提供などを進めていく。

 業務提携の契約は3月上旬に、第三者割当増資と商号の変更は3月20日に実施する予定。ぴあでは、今回の提携を機にナノ・メディアの筆頭株主である伊藤忠商事ともメディア分野での提携を強化する計画。

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