船井電機、台湾の奇美グループとTFT液晶パネルの調達で提携
船井電機(船井哲良執行役社長)は2月15日、台湾の奇美(チー・メイ)グループ(台南市)とテレビ用のTFT液晶パネルの供給で提携、同時に、奇美グループ対して460億円の資金提供を行うことも発表した。
今回の提携で船井電機は奇美グループから安定的に液晶パネルの供給を受ける体制を整える。さらに、奇美のパネルと自社の液晶モジュールの生産技術、新開発の画像処理技術を盛り込み、液晶テレビの新製品を春までに発売する予定。船井電機の持つ国際的な製造販売力と奇美グループの液晶材料供給力をあわせ、液晶テレビ市場でのシェア拡大を狙う。
奇美グループは、世界最大手のABS樹脂メーカーであるチー・メイ・コーポレーションを中核としたアジア有数の企業グループ。傘下に1998年に設立された台湾大手のTFT液晶パネルメーカーである奇美電子(チーメイ・オプトエレクトロニクス)がある。
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