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マイクロソフト、モバイルTVでBTおよびヴァージンと提携へ

文:Marguerite Reardon(CNET News.com)
翻訳校正:河部恭紀(編集部)
2006年02月14日 13時07分
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 Microsoftが、英国でのモバイルTVサービス立ち上げを目指すBTおよびVirgin Mobileとの提携をまもなく発表する。Microsoftに近い情報筋が正式に認めた。

 BTは、携帯電話ネットワーク上でデジタルテレビ放送を配信するためのネットワーク構築を数カ月前から進めてきた。そして同社は、顧客にテレビ放送を配信したい携帯電話事業者に対し、この「BT Movio」と呼ばれるネットワークを提供する計画であることを1月に明かした。

 BTのネットワークを使ってテレビ放送を配信する最初の携帯電話事業者がVirgin Mobileだ。両社は2005年、ロンドンで約1000人のユーザーを対象に4カ月間試験運用を行った。Virgin Mobileでは、同サービスを今夏中に立ち上げる計画だ。ユーザーは当初、多数のラジオ放送に加え、少なくとも5局のテレビ放送受信が可能になる見通しだ。

 既に明らかにされているBTとVirginの計画と違い、Microsoftの同サービスへの参加は、バルセロナで開催の3GSM World Conferenceで現地時間14日に初めて発表される予定だ。Microsoftは数カ月前からBTやVirgin Wirelessと協力し、携帯電話向けTV放送のパッケージングや視聴に必要なソフトウェアを提供していた。

 Microsoftはまた、2005年初頭から米国でテレビサービス「Vcast」を展開しているVerizon Wirelessにもソフトウェアを提供している。

 MicrosoftのBT Movioサービスへの参加は、モバイルTV市場全体の正当化において、重要な意味を持つ。

 iGRの社長Iain Gillottは、「モバイルTV市場が大きいのかどうかについては一部から疑問の声が出ていた。しかし、Microsoftの参加によってある程度市場が正当化される」と語っている。iGRはモバイルネットワークおよびワイヤレスネットワークを専門にする市場調査会社。

 モバイルTVは、2005年を通じて多くの話題が提供されたが、今のところ消費者に深く浸透していない。しかし、携帯電話事業者らは、音声通話料が下がり続ける今後は、モバイルTVが大きな利益を生むと見ている。各社は、ユーザーが追加料金を支払ってニュース、ミニドラマ、スポーツダイジェストなどを携帯電話で見てくれることを期待している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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