Microsoftが月例パッチの一環として、米国時間2月14日に7件のセキュリティ情報を公開する予定であることを明らかにした。
これらのセキュリティ情報のうち4件はオペレーティングシステム(OS)の「Windows」に関するもので、1件はWindowsと「Office」の双方に関連したものになる。また残る2件は、それぞれOfficeと「Windows Media Player」に関連した情報だという。
Microsoftが9日に自社サイトに掲示した情報によると、これらのセキュリティ情報のうち少なくとも2件は、Microsoftの深刻度評価のなかで最も危険とされる「緊急」レベルに認定されているという。Microsoftでは、企業が前もってアップデートの準備にとりかかれるように、月例パッチの情報を事前に予告している。
「緊急」レベルの修正のうち、1件はMedia Playerに存在し、残りはWindowsに関する4つのパッチに含まれると同社では述べている。
Microsoftでは、ユーザーが特別な作業を行わなくても、悪質なインターネットワームが拡散し得るセキュリティ上の脅威を、常に「緊急」と認定している。
同社によると、次回の月例パッチリリースでは、「Windows Malicious Software Removal Tool」の改訂版も提供されるという。同ソフトウェアは、ウイルスやワームなど、コンピュータに侵入する悪質なコードを検知/除去するものである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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