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ライブドア、投資組合への多額出資を認めるも、詳細については「把握できず」

永井美智子(編集部)2006年02月07日 23時45分
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 ライブドアは2月7日、元代表取締役社長の堀江貴文容疑者らが証券取引法違反容疑で逮捕された事件に関して、同日までの社内調査結果を発表した。不当に利益を捻出(ねんしゅつ)するために利用したとされる投資事業組合に対して、ライブドアグループが多額の出資をしていたことを公式に認めた。ただし詳細については資料がないことなどから把握できていないとしている。

 ライブドアではまず、堀江容疑者など同社の関係者4名が逮捕された件について、容疑を以下の4点にまとめている。

  • ライブドアが支配するVLMA2号投資事業組合を介してすでに買収していたマネーライフを、当時ライブドアの子会社であったライブドアマーケティングと株式交換することでライブドアマーケティングの完全子会社とした。
  • マネーライフを子会社化する際に、同社の企業価値を過大評価し、実際の企業価値よりも過大なライブドアマーケティングの株数をVLMA2号投資事業組合に対して発行させて、ライブドアに取得させた。
  • ライブドアマーケティングが2004年12月期第3四半期(7〜9月)において経常損失および純損失が発生していたにもかかわらず、経常利益および純利益が発生していたという虚偽の業績発表を決算短信で行った。
  • ライブドアマーケティングがマネーライフを買収する際に、株式交換比率の基に事業への相乗効果の見込みや資本的人的関係の点で虚偽の情報を開示した。

 また、ライブドアはこの際に利用したとされる投資事業組合の概要についても公表した。なお、投資事業組合とライブドアらとの関係は以下の図の通り。

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投資事業組合とライブドアらとの関係を表した図(出典:ライブドア)

 まず、ライブドアファイナンスが運営していたEFC投資事業組合は、2003年11月1日に組成されている。組成主体はエッジファイナンスアンドコンサルティングで、この会社は2004年9月にライブドア証券に吸収合併されている。組成の経緯については、「当事者がおらず、当該事項に関する資料がないことなどから、現在把握できていない」(ライブドア)とした。EFC投資事業組合にはライブドアが100万円、ライブドアファイナンスが8億円を出資している。

 なお、この当時ライブドアファイナンスはライブドアの100%子会社で、堀江容疑者のほか、宮内亮治容疑者、中村長也容疑者、ライブドア取締役の山崎徳之氏が役員となっていた。

 EFC投資事業組合が出資していたM&Aチャレンジャー1号投資事業組合は、2003年11月17日に組成された。組成主体はエイチ・エス インベストメント。この組成の経緯についてはやはり把握できていないという。M&Aチャレンジャー1号投資事業組合への出資額は、ライブドアファイナンスが8億円、エイチ・エス インベストメントが100万円となっている。

 エイチ・エス インベストメントの当時の代表であった野口英昭氏は、当時ライブドアの子会社であったキャピタリスタ(2003年6月にエッジファイナンスアンドコンサルティングに社名変更)の代表取締役であったが、2002年7月に辞任している。

 VLMA2号投資事業組合については、業務執行組合員がバリュー・リンクという企業であること以外は把握できていないとしている。また、ライブドアグループの出資額についても調査中とのことだ。

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