Intel iMacはメチャッ速の『モテパソNo. 1』 〜ちょいモテオヤジ?のヨコシマコラム」第1回〜

ラリー・フランキーSakawa2006年02月06日 21時28分
Apple
MA199J/A
内容:というわけで、いきなり始まりました「ちょいモテオヤジ?のヨコシマコラム」。第1回は、巷で話題騒然(どこ?)のIntelチップ搭載Mac。いまさらのファーストインプレッションっ?!ですが、こだわらずにさっさといきます。すでにお買いあげの皆様は存分にお楽しみかと存じますが、この新型iMac、とぉっても速いです。
  • Intelチップ搭載 iMac

 どのくらい速いかっていうと、もうそれは「嫌になる」くらい(──というのは、11月なかばに自腹を切ってiMac G5を買っていた私にとって……ということで。とほほ)。実際、起動時間だけとっても、Intel iMacは3倍くらい速い。私物のiMac G5(17インチモデル、PowerPC 1.9GHz)は、スイッチを入れてからログイン画面が出てくるまでにだいたい1分近くかかっておりますが、対するIntel iMac(アップルコンピュータからお借りしたのは、Core Duo 2GHz版搭載の20インチモデル)はなんと約21秒(ストップウォッチ片手によーいドンしてみた結果)。

 また、ただ速いってだけでなく、パワーのほうも余裕しゃくしゃくで、たとえば「www.apple.com/trailers/」にある映画のトレーラーにしても、フルHD(1080p=1920x1080ピクセル)が楽勝で観られます(私物のiMac G5では、720p=1280x720ピクセルがやっとです)。ちなみに、ユーティリティにある「アクティビティモニタ」は、フルHDムービーをQuickTimeプレイヤーで再生してもだいたい6〜7割といった状態で、このあたりは新しくなったグラフィックカード(ATI Radeon X1600 128MBビデオメモリ)やらDDR2メモリ(PC2-5300 667MHz)なんかの力も相まって、随分と高いポテンシャルをお持ちのご様子。おまけに、意地悪心からひそかに期待していた「Rosetta」の能力などもすでに十分なレベルまでイケているようで、Photoshopを操る同僚の弁では体力(?)のいるエフェクト──たとえば「かぜ」なんかも、お茶の子さいさいでやってのけてしまって「拍子抜けっ」とのこと(……だったら、仕事にだって平気で使えるじゃん)。まあ、大したもんだぁ!と言わざるを得ません(くやしいですけどね、やっぱり)。

 お馴染みの「超薄ッ」なスタイリングに、これだけのスピード&パワーとなると……クルマで言えば、艶男(アデオス)なオヤジ様好みの舶来高級モデルもしくはレクサスっといったところでしょうか。クルマと腕時計とゴルフ(と、なによりもニキータ)にしか興味のない特にご多忙な諸兄なら、なおさらIntel Macを買っておいて間違いはありません。なぜって、パソコンのことなど端から「事務機器」程度の認識しかないニキータでも、「iPod」ならご存じのはずですから。そして、万が一そんなニキータに愛機を自慢したくなったときにも、「iPodのメーカーがつくったパソコン」といえば、少しは話を聞いてもらえるかもしれません?(試したわけではありませんので、あしからず)

 また、なんといってもMacには「アップルストア銀座」という強力な切り札があります。俗にいう「萌え系」やらコムスメやらとは対極に位置するニキータ相手のデートで、アキバや新宿西口等という可能性はほぼ皆無ですが、艶女(アデージョ)の「生息地」といわれる「世界のGINZA」とくれば話はまったく別で、容易にお付き合いいただくことが可能かと思われます。さらに「一昨年暮れにシャネルの中央通りの店がオープンした日に、(デザイナーの)カール・ラガーフェルドも(セレモニーを抜け出して、近くにある)アップルストアでiPodを物色してたんだ」などとウンチクの1つもかませば、艶女でさえ「あら、じゃぁ一緒に行ってみましょうか」となるやも知れません(うっかりマシンの品定めに熱中してしまった場合、ほかの場所では「このオヤジ、実はヲタ?」となってしまうおそれが濃厚ですが、銀座なら「ふだんとは違った『少年っぽい』に一面におもわず……」っとの誤解(?)が成立し艶度アップも期待できます。要は「何事も気の持ちよう/持たせよう」ってことですが、もし不安なら、さきにクリスチャン ルブタンのバレーシューズでも──Mac miniを1台余計に買ったと思って──プレゼントしておきましょう)

  • 「ビュイーンッ」で「まぁっ」なFront Rowのリモコン

 「モテパソ(モテるパソコン)」なんてものがあるとすれば、おそらく昔もいまも、MacとそれからS社製の小型ノートあたりが双璧になるかと思われます。が、S社のほうはご存じのように中味が「ちょいロク(デナシ)」とは無縁な真面目一本槍のOSですから、いくらテレビが観れられようと、DVDドライブがスーパーマルチだろうと、そもそも「大画面のテレビで観られるものを、なんでわざわざPCで観たりするの?」みたく考えてしまうニキータには到底通じません。ところが、「FrontRow」のリモコンでビュイーンっとあのインターフェースを呼び出せば、ニキータでさえ「まあっ」となる確率高く、おまけにその後にはお馴染みのiPodとよく似たメニューが出てくるのですから、思わず「これなら、私にも使えそう」となること請け合い(これはソファに並んで座り、ニキータの肩に手を回して……というのが前提なのは言わずもがな。そんな状況で、シャツの胸ポケットから取りだしてさっと使えるあのリモコンが至って便利なことは、どれほど強調してもしすぎるということはありません)。さらに「キミがよく観てる『デスパレートな妻たち』も、米国なら(iTunes Music Storeから)簡単にダウンロードして、Macや、iPodでも観れるんだ。はやく日本でもそうなればいいのにね」とくれば、ニキータにとってもぐっと親近感が増すことでしょう。加えて「あのリネット役の女優(=フェリシティ・ハフマン)、今年のゴールデングローブ賞で映画部門の主演女優賞をもらってたね」とやれば、「このオヤジ、案外事情通かも?」となること必至と思われます。

  • iSightなら乳間までバッチリ?!

 このほか、前モデルから搭載されている内蔵型の「iSight」とそして「Photo Booth」も忘れてはなりません。発表時にスティーブ・ジョブズが「video conference out of the box」と称していたように、これほど簡単にビデオチャットができるパソコンはいまのところ他にはないでしょうし、Photo Boothは万一の場合にメイク用の鏡代わりにもなります。なお、iSightはいい感じの解像度がありますので、ニキータご自慢の乳間(ニュウカン)までバッチリです。

 ついでに言っときますと、あの「Mighty Mouse」もWi-Fi/Bluetoothもとっくに標準装備で、また新しくなった「iLife」もこれまで以上に機能てんこ盛り、しかもお値段はほぼ据え置きと、このIntel iMacはちょいワルやらちょいロク(デナシ)とは無縁なあなたにもお奨めの一品といえましょう。

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