ソフトバンク、インターネットを活用した通信制の四年制大学を設立へ

 ソフトバンクは1月30日、福岡市における経済特区を活用し、すべての教育をインターネットで行う通信制の四年制大学「日本サイバー大学(仮称)」を、地元福岡の企業と共同で設立する計画を発表した。同大学の設立にあたって、日本サイバー教育研究所による大学運営ができるよう、2月1日に福岡市を通じて構造改革特別区域計画認定申請書を内閣府へ提出する予定だ。

 日本サイバー大学は、すべての年齢の人々に対して、あらゆる制約を越えて学修の機会を提供し、国際社会で活躍する人々を育成することを教育理念とする。すべての講義はインターネットによる通信教育で行われるため、学生は場所や時間に制約されることなく講義を受けることができ、職業、居住地域、国籍にかかわりなく必要な知識を身につけることができるとしている。

 特区認定がなされた場合、文部科学省に大学設置申請を行い、認可を得た上で2007年4月に開設する計画だ。なお、開設される学部はコンピュータ&ビジネス学部、世界遺産学部で、定員は各学部1000名となっている。

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