スープレックスと日本モリアは1月24日、PC用オンラインゲームタイトル「DEKARON(デカロン)」のオープンサービスを1月27日より開始すると発表した。
「DEKARON」は、韓国ゲームハイ社の開発したMMORPGで、韓国と中国で先行してベータテストが実施され、いずれの国でも高い評価を得たという。日本においては2005年12月22日から2006年1月9日までクローズドベータテストが実施され、当初はテストを段階的に実施した上でオープンサービスを展開する予定だったが、今回のクローズドベータテストにおいて安定度の高い環境を提供できる確信を得たことから、オープンサービスとして正式な提供を開始することとなった。 基本プレイ料金は無料で、誰でも遊ぶことができる。なお、当初の発表では、ベータテストのキャラクターレベルデータを次回テストへ引き継ぐ予定だったが、二回目のテストを実施せずにオープンサービスを開始するため、キャラクターレベルの引継ぎはせず、全データをリセットするとしている。
オープンサービスにあわせて提供される最新版クライアントの主な変更点は、インターフェースを一新し、各種ウィンドウの配置など、ユーザーによるカスタマイズが可能になったこと、能力値のポイント振り分けにプレビュー機能が追加されたこと、一部キャラクター、モンスターのグラフィック変更、起動時やローディング画面での読み込み時間の短縮などが挙げられる。さらに、釣りシステムによって釣った魚でもHPやMPを回復することが可能になったほか、Lv85のレベル制限された高レベルフィールド「パイトン城」が、今回のオープンサービス開始にあわせて実装される。
また、オープンサービス開始にともない、クローズドベータテストに参加したユーザーに対してアイテムのプレゼントが実施される。ベータテスト終了時において、所有IDの中でもっともレベルの高いキャラクターのレベルが61以上のユーザーには全能力値UPのアイテム「デカロンリング」が、レベル60以下のユーザーにはレベル×1000DIL(ゲーム内通貨)がプレゼントされる。配布方法は後日、公式サイトで発表される。
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