調査会社IDCのソフトウェア専門アナリストとして、長年オープンソースソフトの分野に携わってきたDan Kusnetzkyが、コラボレーションソフトウェア企業Open-Xchangeのマーケティング戦略担当エグゼクティブバイスプレジデントに就任する。
ニューヨーク州に拠点を置くOpen-Xchangeは、メール、カレンダー、アドレス帳、文書共有の機能を備えたオープンソースサーバソフトウェアを販売する。主な競合製品としては、Microsoft Exchangeや、NovellのGroupWiseおよびHula、IBMのLotus Notesなどが挙げられる。
KusnetzkyはIDCのシステムソフトウェア調査部門のバイスプレジデントとして、Linuxが商業的成功を収めた当初から、同ソフトの発展を見守ってきた。また同氏は、仮想化ソフトや他のオペレーティングシステムの動向も追いかけてきた。
Kusnetzky本人が書いたメールによると、同氏はおよそ12年間に及ぶIDCでの勤務を終え、2月1日から新たな仕事を開始するという。またKusnetzkyは、自身の転職の決断とも関係している3つの傾向を強調した。「組織は、ITにかかるコストを削減する方法を模索している。また彼らは、IT投資によって真の、測定可能な価値を生み出そうとしている。さらに彼らは、携帯電話やハンドヘルドコンピュータ、キオスク端末、ノートPC、そして時にはデスクトップPCを使って、従業員同士がどこからでも協力し合える、動的なワーキングモデルに興味を持ち始めた」(Kusnetzky)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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