Pentahoは米国時間8日、シリーズAに基づく資金調達を行い、500万ドルを確保したと発表した。Pentahoはオープンソースのビジネスインテリジェンスソフトウェアを開発する企業。同社に投資したのは、New Enterprise Associates(NEA)とIndex Venturesで、NEAのパートナーを務めるVladimir JacimovicがPentahoの取締役に就任する。
ビジネスインテリジェンスソフトウェアとは、企業のデータベースを参照した結果を分析し、レポートを作成するツールだ。Pentahoは、ローエンド製品を無料で、そして機能の充実した製品を有料で提供するほか、有料のサポートサービスも行う。同社広報担当者によると、無料のローエンド版は300〜500人規模の企業向けだという。
これまでSASやBusiness Objects、Cognosといったベンダーが支配してきたこの市場に、複数のオープンソース企業が参入している。オープンソースのビジネスインテリジェンス製品を開発したJaspersoftやGreenplumもこうした新規参入組に含まれる。オープンソースグループのEclipse FoundationもActuateの提案に基づき、ビジネスインテリジェントプロジェクトを立ち上げている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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