電通(俣木盾夫代表取締役社長)とメンバーズ(剣持忠代表取締役社長)は11月30日、デジタルマーケティング分野で資本・業務提携すると発表した。
電通子会社のベンチャーキャピタル電通ドットコム(勅使川原直彦代表取締役社長)が、メンバーズの既存株主より発行済み株式の約7%にあたる1905株を11月22日に取得。この資本参加を軸に業務提携を進めていくもの。
電通は、メンバーズが展開するデジタルマーケティングやCRM関連サービスのノウハウ・資産の提供を受け、インターネットを活用したマーケティング課題に対応するサービスラインアップを拡充する。電通では、「現在インターネットで直接販売活動を行っている企業や、新たに参入するメーカー、金融機関、流通企業などからのマーケティング支援のニーズが急増している」とし、この領域で多くの実績を持つメンバーズと共同で、Eコマース支援のソリューション提供も含む、サービスの強化を図る狙い。
一方メンバーズは、電通のクライアントに対して自社のデジタルマーケティング関連サービスを提供する。また新たなメディア開発など、電通との共同ソリューションの開発を検討、さらに両社が連携してトータルなデジタルマーケティングサービスの提供を行っていく方針。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力