リバティ・アライアンス、新たに4製品の相互運用性を認定

Will Sturgeon(Silicon.com)2005年11月22日 18時23分

 Liberty Allianceは厳格な相互運用性テストを実施した結果、IBM、NEC、NTT、RSA Securityのアイデンティティおよび認証製品に認定を与えた。

 東京で行われた5日間のテストイベントにて、各社の製品は、Liberty Allianceの定めたオープンな連携アイデンティティ仕様であるLiberty Identity Federationの相互運用性標準を満たしていることが実証された。

 Liberty AllianceのバイスプレジデントTimo Skyttaは、「複数のベンダーが提供するアイデンティティ製品が相互に運用して初めて、企業は幅広い連携のメリットを享受できる」と述べている。

 Liberty Allianceで認定プログラムの会長を務めるRoger Sullivanは、声明文で次のように述べている。「Libertyが2003年にこのプログラムを開始して以来、相互運用性テストを通過したアイデンティティ製品は世界のさまざまな業界や産業で広範囲に実装されている」

 RSA Securityで戦略マーケティングディレクターを務めるTim Pickardは、Silicon.comに対し、「業界は、SAML、Liberty、Shibbolethの3仕様を結ぶ統合ポイントを待ち望んでおり、SAML 2.0は当面の間、連携の相互運用性を管理する土台となる」と語った。

 Pickardは、今回のLibertyの発表を「世界中のユーザーに安全かつ接続されたウェブインフラを実現するための重要な要素として、今後の連携の発展上、重要なステップとなる」と述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]