KDDIは11月9日、国際公衆データ伝送サービス「VENUS-P」の提供を2006年3月31日で終了すると発表した。
VENUS-Pは国際標準のパケット交換方式を採用し、規模や法人・個人を問わず利用されてきた国際公衆データ伝送サービスだ。1982年4月1日から米国、英国、フランス、西ドイツ(当時)、スペインとの間で開始されたが、国際IP-VPNなどの企業向けデータ通信サービスやインターネットが普及したことで利用が大幅に減少して、今回のサービス終了に至った。1999年度の最多接続時には世界87カ国、207ネットワークに接続して利用されていた。
なお、KDDIでは本サービスを利用中のユーザー対して終了スケジュールや代替手段などを個別に案内して、支障をきたすことのないようサポートしている。
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