フラッシュメモリメーカーSpansionは米国時間11月4日、新規株式公開(IPO)を実施し、3530万株を公開する計画であることを明らかにした。
Advanced Micro Devices(AMD)と富士通の合弁会社であるSpansionは、クラスA株式の公開価格を1株あたり16〜18ドルにする予定だという。AMDと富士通は現在、Spansionに出資する唯一の企業であり、Spansion製品を独占的に販売している。
Spansionによると、同社の株は4クラスに分類されるという。AMDは、クラスA株を4240万株、そして、発行済みのクラスB株をすべて所有する。IPO後にAMDは、Spansionの発行済み株式の約40%を所有することになる。
富士通は、Spansionのすべての発行済みクラスC株およびクラスD普通株を所有する。同社は、全発行済み株式の約26.7%を所有する計画だ。
Spansionは、IPOで5億6100万ドル、転換優先株の発行で1億9300万ドルを調達できるものと見込んでいる。
同社は、調達資金を運転資金や設備投資、および一般的な業務目的に使用する予定だと述べている。
Spansion株は、「SPSN」のティッカーシンボルで、Nasdaqで取り引きされる予定。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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