Apple Computerが米国時間12日にビデオiPodを発表するとの噂は、本当だった。
同社はまた、新しいiMacとiTunesの新バージョン「iTunes 6」も披露した。iTunesは先行バージョンの「iTunes 5」が公開されてから、わずか5週間しか経っていない。
「iPodは大ヒットしたが、そろそろ新しいものに置き換える潮時だ」とApple CEOのSteve Jobsは、同日カリフォルニア州サンノゼで始まった同社の報道陣向け特別イベントで、この新製品を片手にそう語った。
「ご覧の通り、これはビデオを再生できる」(Jobs)
新型iPodの価格は30Gバイトモデルが299ドル、そして60Gバイトモデルが399ドルと、同様の容量をもつ現行モデルと変わらない。
Jobsはこのイベントの皮切りに、新型のiMacを披露した。このiMacは現行モデルと似た形だが、わずかに薄型で、iSightカメラが内蔵されており、静止画と動画の撮影が可能。さらに、音楽や写真、ビデオの鑑賞用としていわゆる「10フィート・インターフェース」も付属する。
新バージョンのiTunesを通じて、ユーザーは音楽のほかにテレビ番組も購入できるようになる。放送日の翌日に購入可能となるテレビ番組のなかには「Lost」「Desperate Housewives」「That's So Raven」などが含まれている。1話分をダウンロードするには10〜20分かかるとJobsは述べた。価格は1話1ドル99セントで広告は入らない。
Appleは先週「One more thing...」というメッセージ入りの招待状を送付していた。このイベントが行われているサンノゼの「California Theatre」は、同社がiPod U2 Editionと最初のiPod Photoを発表した会場でもある。
現在も同イベントは進行中。News.comでは随時情報をアップデートしていく。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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