大幅減益もどこ吹く風--サン経営陣、目標未達でも巨額のボーナス

 Sun Microsystemsが規制当局に提出した文書によると、同社では今年、最高経営責任者(CEO)のScott McNealyと他の4人の幹部らに、巨額のボーナスを支給する予定だという。業績が目標を下回っているにも関わらず、である。Sunの取締役会と経営陣は先週、McNealyに110万ドルのボーナスを支給することを承認した。この決定が下される直前に、同社は第4四半期決算を発表し、純利益が前年同期と比べて85%減少したことを受けて従業員1000人(全従業員の3%に相当)を解雇することを決定したと、述べていた。

 同社取締役会は、社長のJonathan Schwartzに28万ドル、経理/人事、/技術部門のそれぞれのトップに15万ドルずつ以上のボーナスを支給することを認めた。同社は文書のなかで、その理由について「前年度の功績を称えると同時に、有能な人材の流出を防ぐため」と述べている。同文書によると、取締役会は、賃貸しているオフィススペースを削減する計画も承認したという。同社では、この計画を実施するのに約1億8000万ドルかかるものと見込んでいる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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