ライブドアファイナンスは7月5日、「livedoor ファイナンス」で、時価総額をベースとした独自の株価指数「ネット指数」を提供開始した。
ネット指数は、既存業種の枠にとらわれずにインターネット業界の動きに注目し、ネット関連銘柄のみで構成した独自の株価指標だ。ネット関連企業の総合指数(ネット指数)と、代表的な5分野の業種別指数がある。各指数は以下のとおり。
【算出式】
(組み入れ銘柄の現在の時価総額合計÷基準時価総額)×1000
2005年6月10日の終値から算出した組入銘柄の時価総額総計を「基準時価総額」とし、指数の基準値は1000としている。基準値は、新規上場や上場廃止など市況の変動以外の要因で時価総額が変動する場合には、連続性を維持するためにその都度修正する。
現状では、ネット指数のデータは2005年6月10日までしか遡れず、過去データを提供する予定はない。また、各指数の銘柄数は固定にしているわけではなく、当面は不定期で組み入れ銘柄を見直して更新する。ライブドアファイナンスでは、「今回のネット指数はあくまでもプロトタイプで、今後は掲示板やメールで寄せられるユーザーの要望を反映して、さまざまな展開を図っていきたい」とし、要望があればインデックス投信などの商品開発や、他メディアなどへの指数の配信も考えていくかまえだ。
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