日本ベリサイン、パナソニック ネットワークサービシズ、NECの3社は6月23日、フィッシング詐欺対策ソリューションの提供に向けて提携すると発表した。日本ベリサインの電子メール向け電子証明書サービス「ベリサインセキュアメールID」を使ったフィッシング対策サービスの提供やセミナー開催など、各種マーケティング活動に共同で取り組む。
パナソニック ネットワークサービシズは、まず自社でベリサインセキュアメールIDを採用し、インターネット接続サービスhi-hoのユーザーに送信するメールマガジンやお知らせメールなどに対して、7月より電子署名を施す。さらに、企業向けASP型メール配信サービスで東洋テクノの署名ゲートウェイ「Anti Phishing Mail Gateway」を導入し、顧客向けオプションサービスとして、ベリサインセキュアメールIDの販売と電子署名付きメールの配信サービスを開始する。
一方NECは、インターネットサービスBIGLOBEの企業向けASP型メール配信サービス「BIGLOBEメールコミュニケーションサービス」において、7月よりベリサインセキュアメールIDの販売および電子署名付きメールの配信サービスを開始する予定である。
また、3社は7月19日に東京都千代田区で無料の顧客企業向けフィッシング対策セミナーを開催する。
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