米McAfeeは6月13日、ワイヤレスセキュリティソリューションを手がけるWireless Securityを買収したと発表した。
今回の買収により、Wireless Securityの持つワイヤレスネットワークへの不正アクセス防御ソリューションが、マカフィー・インターネットセキュリティスイート、マカフィー・ウイルススキャン、マカフィー・パーソナルファイアウオールなどの製品にバンドルされる。ユーザーはワイヤレス環境においても高い防御システムを構築することが可能になるわけだ。
ワイヤレスアクセスポイントは今後4年間で年率36%で拡大すると予想されており、急速な普及に合わせたセキュリティ対策が問題となっている。McAfeeが実際に6万人を対象に行ったワイヤレスネットワークテストでは47.9%が無防備だったと発表している。
McAfeeは、今秋の個人ユーザー向け製品の発売に合わせ開発を進めている。また、中小企業向けの「Managed VirusScan」にテクノロジを統合した包括的な企業ユーザー向けソリューションの提供も視野に入れているという。
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