NTTドコモグループ9社は6月13日、国際間で携帯電話を利用した画像添付メールなどのやりとりを可能とする「国際MMS」の提供を行うと発表した。サービスは7月1日から全国で一斉に開始する。
携帯電話を利用したメッセージサービスとして世界的に広がっているのはテキストベースである「SMS」だが、動画や静止画の添付のできる「MMS(Multimedia Messaging Service)」も普及しはじめている。この、海外のMMS利用者とiモード利用者との間で添付ファイルつきのメール送受信を可能とするのが「国際MMS」だ。
対象は、FOMAの場合は静止画・動画・音楽ファイルの送受信。movaでは静止画・動画の受信のみが行える。具体的な接続業者は、香港のHutchison Telephone Company LimitedおよびHutchison 3G HK Limited、シンガポールのSingapore Mobile Pte Ltd、マカオのHutchison Telephone (Macau) Company Limitedとなっている。
海外からの送信時は通常のiモードメールアドレスに送信するだけだが、海外への送信には宛先を「国番号+相手先携帯電話番号+@mms-i.jp」とする必要がある。また、iモードメールアドレスが電話番号等、数字のみで構成されている場合受信ができない。
料金は、送信メール容量に応じたパケット通信料に加えて、30KB未満1通あたり100円、30KBイジュ1通あたり200円の国際MMS送信料が必要となる。
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