NTTドコモは6月10日、Global Certification Forum(GCF)の定める「Field Trial Qualified Operator」(FTQO)として6月8日に登録されたと発表した。
GCFは、通信事業者と端末メーカー、テストハウス等で構成される国際的な団体だ。携帯電話端末とネットワークとの相互接続試験の仕様と認証プロセスを策定・提供するほか、GSM方式およびW-CDMA方式の携帯電話端末が標準仕様に準拠していることを認証している。
GSM方式の携帯電話の場合、端末を商品化する際にGCFに認証されていることが信頼性を保証する基準となっている。今後W-CDMA方式においても動揺のスキームが定着する見込みだ。
FTQOに登録されたことで、NTTドコモはW-CDMA端末を開発するメーカーがGCFの認証を取得する際に、端末とネットワークの相互接続試験を行うW-CDMA商用網を提供する通信事業者の1つとなった。
同社はこれを機に、端末の開発や普及を含めて世界的な規模でのW-CDMA方式の普及への貢献を目指すという。
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