ボーダフォンは5月25日午後8時7分に第3世代携帯電話(3G)のネットワークで障害が起き、インターネット接続サービスの「ボーダフォンライブ!」が全国的に利用できない状態になったと発表した。復旧活動を続けているが、午後11時40分時点でも一部の地域でサービスが利用できない状態が続いている。
東京都豊島区内にある通信施設内のパケット交換機が故障したことが原因とみられる。ボーダフォンでは問題があった交換機をリブートして回復させたが、パケットデータがサーバにたまっているため、徐々に復旧していく状況にあるとしている。交換機が故障した原因については調査中としている。
利用できないサービスはショートメッセージサービス以外の非音声サービス。3Gの音声通話、TVコール、および2Gサービスには影響がでていない。影響を受けたと見られるユーザー数は、ボーダフォンライブ!の全契約者にあたる99万3000件となっている。
ボーダフォンは週明け月曜日の5月23日にも、同じ豊島区内の施設で交換機の障害が起きて3Gネットワークが利用できない状態となった。ただし今回障害を起こした交換機はこの時とは別の機器だという。前回の障害では、ボーダフォンライブ!だけでなく、音声通話も利用できなかった。また、影響を受けた可能性のあるユーザーは北海道、東北・新潟および関東・甲信地域で契約した56万5100件だった。
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